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No.204 偶には趣味の話でも。 ~その5 真冬の釣りの面白さ~

皆様、こんばんわ。

 

リオ2人釣り部の「まるや」です。

 

遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。

本年も釣りに邁進していきたいと思います(仕事しろ)ので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

昨年末に体調を崩し、年始もまともに外出できなかった私は二週目の日曜日に初詣へ行き、見事おみくじで「」を引き当てました。

 

新年早々素晴らしい引きで、今年の釣り運も期待出来ます。

 

 

 

 

 

 

さて、早速ではありますが、タイトルにあります「真冬の釣りの面白さ」について。

 

 

 

最近めっきりと冷え込みが激しくなり、東京でも朝晩はマイナスになる日が続いております。

我が家のベランダにあるビオトープは凍っている所しか近頃見ておらず、仕事中も地下であるが故に太陽の恩恵を受ける事も無く、寒さに凍えながら出勤、帰宅する毎日です。

 

 

 

 

 

 

そんな状況の中で果たして釣りが可能なのか?と聞かれると、答えは断然「Yes」になります。

 

 

 

場所、魚種、釣り方を選びはしますが、やって出来ない事はありません。

 

むしろ、今だからこそのチャンスが有ったりします。

 

 

 

 

寒い時期だからこそ、釣れる魚が普段のアベレージを超える大型であったり。

 

寒い時期だからこそ、少しでも暖かい場所に魚が溜まって爆釣したり。

 

寒い時期だからこそ、他の釣り人も少なくストレス無く釣りが出来たり。

 

 

 

ハイシーズンには無い色々な魅力が詰まっているのが、真冬の釣りです。

 

 

 

寒さに負けず、是非皆さんも充実した釣りライフをおくってみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とか書いてる私は、早速この大寒波が直撃した日曜にやらかしてまいりましたっ!

 

 

 

 

 

元々土曜の夜に”シュガーくん”と東京湾でのウェーディングシーバス釣りに行く予定でした。

ウェーディング、というのは簡単に言えば 水中に浸かってする釣り の事で、このクソ寒い時期にやるとかもう本気で頭おかしいんじゃないかと思います。

 

更に東京湾にはアカエイもいますし、何より場所が少々ややこしいフィールドで少しルートを逸れてしまうと水没する可能性大の素敵ポイントでやる予定でした。

 

狂ってますね。

 

 

 

 

 

けれどこの大寒波直撃によって、快く案内を引き受けて頂けたそのポイントのレジェンドの方から「無理。マジで死ぬ」と言った旨の連絡を頂き、頓挫してしまったのです。

 

 

 

普通であれば日程を先延ばしに延期するのでしょうが、そこは「釣りバカ」で通っているリオ2人釣り部、普通の考えには至りません。

 

 

 

シーバスが駄目になってお互いに出した結論が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海 が 駄 目 な ら 、 他 に 行 け ば い い ん じ ゃ な い の ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、言った訳で行ってきました、久々の管理釣り場っ。

 

自然のフィールドはどこへ行っても厳しいだろう、という意見は変わらず、それであれば管理釣り場はどうよ?といった流れですっ。

 

 

行く事を決めた場所は富士山の麓にある管理釣り場で、売りはメーター級の超大型個体が入っている事。

そしてレギュレーション(その釣り場のルール)がかなり緩く、やろうと思えばシーバスタックルでもやれる事が決定打になりました。

 

普通の管理釣り場であれば、いくら大物が入っているとは言えどうしてもライトタックルで細かいアタリを取り掛けに行く釣りになってしまいますが、そこはバカ二人。

 

 

魚 に 鬼 と書く幻の魚「イトウ」が泳いでいるとなればテンションMaxで狙いに行った事は言うまでもありません。

 

 

 

シュガーくんは多少ライトに落としたものの、殆どどの魚種すらも狙えるタックル。

 

私「まるや」は来るべき中禅寺湖解禁へ向けての予行練習という事でベストにネット、タックルもレイクトラウト狙いのそのまんま、という凡そ管理釣り場とは思えぬ出で立ちです。

 

 

 

 

 

 

流石に夜は路面凍結が怖いので、ゆっくりと7時30分位に出発し、現地に着いたのが9時30分過ぎ。

 

一日分の魚券を購入し「さー、いざ狙わん幻の魚イトウっ」と釣りを始めました。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、釣りを始めて数分で体感する流石の最強寒波。

 

厳しさが尋常じゃありませんでした。

 

 

数投目にしてガイドは凍り、吹き付ける風は極寒で痛みしか感じず、手の感覚は早々となくなり何しているか分からなくなる始末。

おまけに当然の事ながら魚からの反応も良くないと来ています。

 

 

 

そんな地獄の様な訓練(お金を払っているからトレーニング)を耐えながら釣りを続ける二人、どうみても変態です。

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

ポツポツと魚をかけつつ、寒さと痛みと戦いつつやっていましたが、ある事に気付きます。

 

普通のライトタックルで使う道具より、明らかにオーバースペックで使っているルアーの方が、大型個体の反応が良いのです。

 

 

 

これはもしや、真冬は効率良く食べたいが為に大型の餌を好んで捕食するパターンではないのか?

 

 

 

そう思い至ってからはもう9cmのミノーオンリーで押し通しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ、かかってこい超大型鱒類っ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とか自分を騙して何とかやり続けましたが、それでもアタリは遠のき、たまに釣れるのは予想外の小さいサイズ。

あまりの寒さに止まらない鼻水。

吹き付ける寒風。

凍りつくガイドとライン。

ついでに凍る鼻水。

 

 

 

 

心と身体が折れそうでした(チーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軽く6時間以上釣りを続け、もう夜の帳がチラチラと落ち始める頃。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなのを釣っちゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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でっけぇえええええええええええええええええええええええええええ!!!

 

 

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サイズは65cm!

重さ3.2kg!!

 

 

狙っていたイトウではありませんでしたが、間違いないビックフィッシュッ!

ブラウントラウト×オショロコマのF1個体っ!!

 

 

恐らく持ち込んだオーバースペックのタックルと、投げ続けたルアーで無ければ獲れない魚だったはずです!

きっとそうです!

そう思い込みます!!

 

 

 

これがあるからこそ、冬の釣りはやめられませんっ。

 

ハイシーズンではきっと人ももっと多く、狙い通りの場所に狙い通りのルアーを投げる事が出来なかったはずです。

 

人的プレッシャーも高かったと思われるので、夕マズメと言えども口を使ったかどうかはわかりません。

 

 

 

 

この大寒波の中、好き好んで釣りに行かなければ、この感動は味わえ無かったはずです。

 

 

 

 

 

 

”シュガーくん”もランディング寸前にバラしてしまったものの、明らかな50upのレインボートラウトと遊んで貰い、お互いにこの冬と、釣りと、遊んでくれた魚に感謝感謝大感謝の釣行となりました。

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな楽しい楽しい真冬の釣り、皆様も是非如何でしょうか?

 

 

 

 

フジ

 

リオ2人釣り部は、そんな狂った方々(誉め言葉)を応援していますっ!

 

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