No.13 偶には趣味の話でも。その1 ~多摩ゾン川夜間調査編~
タイトル通りに入荷やオススメ生体以外の話をしてみようと思います。
皆様こんばんわ。
リオ2人釣り部の「まるや」です。
本社1人と海水魚部1人しかメンバーがいませんが、釣“部”だと言い張ります。
宜しくお願い致します。
さて、早速ではありますが、私は釣りが大好きです。
世の中には多種多様な様々な釣り方がございますが、数あるスタイルの中でもルアーフィッシュングに傾倒しており、川から湖、海まで魚が居れば取り敢えずルアーを投げたくなる不治の病に苛まれております。
そんな病を抱えている中、思うところがありまして。
似たような症状を発病されている方なればご理解頂けるとは思いますが、最近はどの釣り場においても声高に叫ばれているのが『外来魚』に対する問題。
特に淡水域では昔からのブラックバスやブルーギルに始まり、業界人であれば毎日の様に見て触れているレッドテールキャットやアリゲーターガーまで。
凡そ節操が無い種類の魚種による問題で持ちきりです。
私の住んでいる東京都内におきましても 水の有る所に外来魚有り といった有様、、、、。
某人気テレビ番組“鉄〇ダッ〇ュ”で多摩川が取り上げられる等、熱帯魚に携わる職種の1人として考えさせられる事が大きい昨今であります。
一部では確認された外来魚の多さから“多摩ゾン川”と揶揄される始末。
悲しい事です。
しかし、同時に思う事が。
『メーターオーバーのアリガーが多摩川にいるーって話だけど、実際どの位の数がいるんだろう?話だけで実際釣った話とか写真って知り合いから回ってきた事が無いぞ?』
そうなんです。
釣り人ネットワークを駆使しても見つかるのは噂だけ。
ネットで実際に釣り上げた方の話と写真を見てもイマイチ実感が湧かないので、感覚的にはまるでニュースを見ている気分に。
これではいかん! 今、実際に起きている事を受け止めねば!!
そう思うのです。
そう思ったから、こうするのです。
それは
実 際 に 行 っ て 釣 っ て み れ ば 良 い ん じ ゃ ね ?
と言う事で行ってまいりました、真冬のタマゾン川!
リオ釣部の威信をかけた現地調査という事で全員集合(2人)です!!
夜の22時から朝方5時過ぎまでの調査時間、果たして釣果はあがるのか?
そして、噂の外来魚は釣れるのか??
期待と不安が入り混じった、久しぶりに釣りで感じる緊張感の中、目的の獲物を求めて竿を振ってまいりました。
しかし、季節は流石の真冬。
果てしなく、キツイ。
常人からすれば異常としか思えない行為を好き好んでやっている辺り、最早自分自身に狂気すら感じます。
あまりの寒さに手は悴み、鼻水は止まらず、気力と体力がガシガシ削られて『もう外来魚とか無しでシーバス狙いで良いんじゃね?』と本気で思っていた深夜1時過ぎ。
シーバススポットとして有名な某橋脚で。
シーバス釣りの猛者に囲まれる中で。
ドラマが待っていました。
ルアーを投げて、底まで沈めて、流れに乗せて橋脚へ送り込んで、、、、、、ドンッ!
食ったーーーー!!!
一気に走られドラグが鳴り響いたと思えば、今度は一切動かなくなり、竿の限界まで曲げて耐えているとまた走り出しドラグが以下略!
これは明らかに未だかつて釣った事のない動きのパターン!!!
本命がきたか?
と思ったらエイでした(チーン
30分近くやり取りした挙句、最後は根に巻かれそうになったのでドラグフルロックの力技で寄せた為にサイズを測る気力も腕力も無く、更にこれ以上は重くて上に上げられない始末。
いっぱいいっぱいです。
その後、私にアタリは一切無く、2人釣部の片割れが70オーバーのシーバスを釣り上げて夜間調査終了となりました。
お疲れ様です。
そんなこんなで、結果として目的の魚は釣れませんでしたが、多摩川のポテンシャルを感じさせる釣行に次回への期待が高まります。
リオ釣部は今後も多摩ゾン川でアリゲーターガーを始めとする外来魚を求めて独自調査を続けてまいりますので、お目汚しではありますが次回もご期待下さい!!
追伸
まだまだ寒いので、今度はデーゲームにしようと思います。
追伸その2
釣ったエイはツバクロエイと言って多摩川下流域の汽水地域では割と釣れてる子らしいです。