No. 34 職人気質
先日、長年お付き合いをさせて頂いているアクリル水槽工場へ視察に行ってきました。
最近、ごく一部のお客様ではありますが、アクリル水槽のオーダーが増えています。
弊社では、ガラス水槽には無い加工のし易さ、柔軟性を活かし、
小型から大型までお客様のニーズにお応えしています。
あまり知られていませんが、リオはアクリル水槽などの水槽設備も得意なんです。
国産アクリル板(カナセ工業カナセライト キャスト版)
あらゆる注文に備えて色々な板をストックしています。
デジタルランニングソー
原版を正確に、まっすぐ切断する事に適した機械。
大きな板も切断可能です。まっすぐ正確に切断できるので、歪みのないアクリル水槽を製作できます。
NC工作機械
微細精密加工機。
コンピューター処理によって正確に、くり抜き加工や文字加工を行います。
注文された水槽に対応したアクリル板をランニングソーでカットして、
1つの水槽ごとに部材を纏めておきます。
膨潤接着
板と板との間にドライバーを差し込み、接着液を入れることで板と板を接着します。
ハタガネで絞めながら接着するのでアクリル水槽にかなりの強度がでます。
シリンジに接着液を入れて流し込みます。(毛細管現象)
まさに職人の技です。
フランジ・センターリブはクランプを使います。
色々な機械、道具を使います。
だいぶ、水槽の形が出来上がってきました。
まだ、接着面は出っ張っています。
出っ張った部分を、ルーター、トリマーを使って削り落としていきます。
削り取った面を電動サンダー、紙やすりで平らにします。
削り取った部分がまだ粗いので特殊なバフを使っ磨き上げます。
バフをかけた部分はピカピカです。
最近流行りの、天板くりぬき水槽です。
強度と美しさは抜群です。
フランジのサーモ穴
いろいろ細かな細工など、なんでもOK!
ウールBOX一体型オリジナル濾過槽
ウールBOXにはリターンが付いていてウールが詰まってもあふれだしたりしません。
瀬戸大橋の近くに工場はあります。
キジが鳴いていました.
あとはサルとイヌで完璧です!!