No.42 リオ式!ビバリウム作成方法!(1/3)
最近のマイブーム、それは「ビバリウム」の作成です。
元々はヤドクガエルの取り扱いを始めた事に端を発するのですが、問屋で扱う数となるとストックするのも流石にキツイ、、、、。
何とかして簡単にストックを出来無いものか?
そう思って行きついたのが、当たり前の事ではありますが「ビバリウムでカエルを飼う」という事でした。
最初は「ビバリウムって難しそう」「作ってみても湿度管理が、、、」「そもそも作り方わからないし」等々不安しかありませんでしたが、いざやってみるとこれが大ハマり!
作成は楽しいしカエルの状態は良く維持出来るし見た目も綺麗だしレイアウト維持の手間は無いしで言う事はありません!
これは是非皆さんにも知って戴きたい!もっと簡単に出来る事を広めたい!
そう思い立ったので全3回に分けまして自己流ビバリウムの作成について話していこうと思います。
第一回の今回は、大まかなケージの骨組みまでをご紹介します!
【用意する物】
・ゲージ(できるだけ気密性の高い物が好ましい)
・造形君
・植えれる君
・底材(ヤシガラ・赤玉土・ソイル等)
・底材の下にひく水はけの良い素材(観葉植物用の軽石やハイドロボール等)
・お好きな植物(コケやシダや有茎水草等)
・植物を固定する為のアルミワイヤー
・ハサミ
・スプーン
・カッター
・霧吹き
・水入れ
・大きめのバケツやプラケース
【作成手順その1・ケージに植えれる君をセットしよう】
まずは骨組み作りになります。
用意したケージに植えれる君をセットして、レイアウトの母体とします。
この際、隙間等が無い様にピッタリとセットすると後々の作業が楽になるので、カッター等を使って調整します。
植えれるくんは強い力を加えると変形しますので、少しだけケージサイズより大きめに切る事で隙間なく設置できます。
数枚の植えれるくんを使う場合、植えれるくん同士が離れない様に割りばしや楊枝を使って繋ぐと上手く出来ます。
ピッタリとセットすると以下の様になります。
これでまずはケージの大まかな骨組みは完成となります。
ここで重要な事は、このセットした植えれるくんは上記の通り「簡単に変形・掘削が出来る」という点です。
例えば、、、、、
・流木を刺す事で前面に向かって突き出す様なレイアウトを作る。
・板状のアイテムを用いる事によって階段状の凸凹を作る。
・上からシダ系の植物を垂らしたい。
・シェルターを利用して洞窟の様なレイアウトを作りたい。
等々!
従来のビバリウムにありがちであった発泡スチロール製のバックボードやコルク素材のバックボード等では難しかったレイアウトも簡単に作る事が出来ます。
さらに、植えれるくんの特性として「水分を吸い上げる」事が出来る事にも注目!
壁面に直接、植物を植えても水分を含んだマテリアルの為、根が伸びて簡単に育成可能になります!!
・植えても枯れてしまう
・頻繁に霧吹きをしても上部がいつもカラカラ
・接着剤で水苔をセットしたコルクを張り付けるのは手間もかかるし、、、、
そういった心配はご無用です。
作りたい様に・やりたい様に!
自由な発想で作れるのが「植えれるくん」の最大の特性です!!
ぜひ気軽にチャレンジしてみて下さい!!
次回は「造形君」を使った壁面の形成と、植物の植え込みになります!