No.236 超絶かっこいいプラカット『INDOベタ』
私達の会社では、毎日毎日沢山の生体が輸入されてきます。
その中で、時には一目見て分かる様な素晴らしいモノが輸入されて来る事があります。
今回、取り上げる『逸品』もそのような過程を得て、私達の元に届きました。
その道に長けた職人さんは、一瞬でモノの良し悪しを判断できなければなりません。
例えば、『食材と板前』、『木材と大工』・・・・
その対峙するモノから発せられる、ある種のオーラの様なモノを感じ取る力が必要なのです。
小さな半透明の袋に1匹ずつ丁寧に梱包されたその魚は、紛れもなくそのオーラを私に向けて放っていました。
姿がはっきり見えない状態で、『チョット違うよオーラ』で私を攻撃してきました。
袋から解き放たれたその魚は、今度はハッキリと
『私はスペシャルよ光線』で私のハートを鷲掴み‼
その『逸品フィッシュ』が、このプラカットです‼□
どうやらINDOベタと呼ばれるプラカットらしいです。
今、わかっていることはそれだけで・・・
今まで、私達が目にしてきたプラカットとは全くの別物です。
従来のプラカットは、色味のバリエーションが多い事と飼育のし易さが魅力です。
本場タイでは、一般的なヒレの大きなベタよりも人気が高かったものの、日本での人気は今一つでした。
『美しい』と言うよりも、『ブサカワ』のイメージだったと思います。
しかし、『鯉ベタ』の登場によりプラカットの評価も見直されてきています。
まず、この新しいプラカットの注目すべきはその美しいフォルム‼
小さな頭部から柔らかな曲線を描き、キュッと引き締まった尾筒からの大輪の尾鰭‼
ワイルドベタの様にも見えます。
正にスーパーモデル級‼
色の派手さだけを求められた、今までのプラカットとはステージが違います。
勿論、色味も発色は最高です‼
鮮やかな色彩を残しつつ、そのしなやかなフォルムからは、
『闘う魚』本来の美しさを感じる事ができる逸品です。
皆様も是非、この魚を実際に見て感動してください。